ストーカー対策
ストーカー対策をまとめました。
- 0.1. 視点1:警察に相談すべきか?警察は何をしてくれるか?
- 0.2. 視点2:むしろやってはいけないことは何か?
- 0.3. 視点3:ストーカーの良い対策とは?
- 0.4. 視点4:ネットストーカーをどうするか?
- 0.5. 視点5:ストーカーをやめさせる方法はあるのか?(ストーカー視点)
- 0.6. 無料でできること→知識をつけること
- 0.7. 参考になるサイトをいくつか
- 0.8. 優良なグッズについて考える
- 0.9. その2:GPS(位置特定)
- 0.10. その3:ドアの二重ロック
- 0.11. その4:寝室を快適にして安眠を
- 0.12. その5:ドアモニター
- 0.13. その6:センサーライト
- 0.14. その7:砂利
- 0.15. その8:盗聴器探知機
- 0.16. その9:ICレコーダー
- 0.17. その10:スタンガンと催涙スプレー
- 0.18. その11:ダミーカメラ
- 0.19. その12:本物の防犯カメラ
- 0.20. 公的機関のサイト
- 0.21. 警察関連サイト
- 0.22. 弁護士関連ページ
- 0.23. 調査業(探偵社)関連ページ
- 0.24. 企業危機管理会社
- 0.25. ニュースサイト
- 0.26. 規模の大きいブログ(個人or法人)
- 0.27. 個人ブログ(中規模くらい)
- 0.28. 個人or小規模法人サイト(小規模か特化サイト)
- 0.29. 特殊な会社
- 1. まとめ
視点1:警察に相談すべきか?警察は何をしてくれるか?
原則、警察に相談すべきという意見が大半を占めています。そのうえで、信頼できる人、弁護士、探偵、警備会社などにも頼るという手もあるようです。
<警察に相談すべき>
・警察に相談しましょう:(警察庁サイトCafe mizen「まずは警察に相談を」、茨城県警「気軽に電話してください」)・警察にいろいろなことが頼める:(三重県警「警察において、被害者は援助要請、告訴、警告依頼のいずれかが可能(ストーカー規制法に該当する場合)」、・弁護士と一緒にいく手もある:(弁護士法人エートス「警察ではまずは行政指導を行うので罰則は受けないが指導に従わなければ懲役または罰金がある」「ただし、警察は事件として立件してくれないこともあるので、弁護士と共に警察にいくのが有効なことがある」・警察や弁護士に相談したうえで、調査力の高い探偵に頼る方法もある:(Akai探偵事務所「探偵を雇っていることがストーカーにばれると危険なので、探偵に頼る場合は調査力をよく考えるべき」、相沢京子相談室「ストーカー特定は着手金5万、対策2万、ストーカー犯との交渉は85000、成功報酬10万(ただし状況による)、ただし示談は弁護士法に触れるので不可」)・警察への相談をしたうえで警備会社に頼る手もある:(ALSOK「HOME ALSOKレディースサポートがストーカー対策に有効なこともある」)
少数ながら、安易に警察に相談すべきではないという意見もあります。
<安易に警察に相談すべきではない>
・安易に警察に相談すべきではない:ストーカー対策の解説 の記事が非常に重要ですので、引用します(常識の範囲内で意訳・省略しています)
そもそものところ、警察へ通報して無事に解決できるでしょうか。答えはNOです。日本の数値はわかりませんが、アメリカにおいては、警察の中止命令に従う人は30%前後であると言われています。(中略)ただ、私たちがなんとなく感じている『日本は安心』という間違った感覚を持ったとして、この割合が高くなったとしても(意訳)、役に立たない可能性が高い、との結論にたどり着いても不思議ではありません。また、報道の影響で、ストーカーに対して警察は無力だとか役に立たない、との思いが強いのではないかと思いますが、まったくもってそのとおりです(管理者補足:ストーカー規制法ができたこともふまえた記事です)。なぜならば、そこには警察に踏み込める余地がない場合があるからです。これは法律によって制約がかかっていると思ってほぼ間違いないです。注意程度しかできないのです。
それでも「注意程度で構わないからお願いしたい」と思う人がいるでしょうけども、これも考えものです。相手にしてみれば、何もしてないのに警察に叱られたって事になってしまします。恋愛のもつれによるストーカーというのは、たいてい自分に非があるとは思っていませんし、実際に非があるといえる場合は多くないそうです。そんな状況ですから、場合によっては、ストーカーは怒りのあまり、当初の目的をかえ、あなたに刃を向けて襲ってくるかもしれません。向けられた刃とあなたの間に都合よく警察が入ることができれば良いのですが、そんなに物事がうまくゆくわけありません。ですから、ストーカーがいるからといって、すぐに通報だ、というのは考えものです。ただし、まさに命の危険が迫っている場合には、ただちに警察に通報してください。自分の命を守るということを最優先に考えましょう。
結論として、警察には通報というよりは相談という姿勢で臨んだほうが良い、ということです。怪しい人がつきまとっているだとか、変なモノが送られてくるだとかで不安な場合ならば、警察には相談をしましょう。近所の巡回を強化してもらえたり、アドバイスがもらえるかもしれません。相談をするのは、交番あるいは警察署の一方だけではなく、交番と警察署の両方にしたほうがより効果的だという意見があるので参考にしてください。繰り返しになりますが、まさに命の危険が迫っている場合には、ただちに警察に通報してください。自分の命を守るということを最優先に考えましょう。追記(2013.11.28):ここでいう通報とは事件化して警察に積極的に動いてもらうという意味で、相談とはあくまでも事件化せずに対処法などの助言をもらうという意味です。最近では、相談レベルの案件でも警察が積極的に動いているようで、それが裏目に出て悲惨な事件が発生しているように感じています。(これは私の想像で語っていることなので、個人的な感想だと思ってください。)警察に相談した場合は、どのような対処をするかをよく聞いて、あなたが納得した場合には、そのように動いてもらってください。
あなたが納得できないと感じた場合はよく話し合って、対処などを決めるようにしましょう。
警察に通報すると相談するとでは、意味合いが違うという話と、警察側が、むしろ積極的に動いてしまうことで、かえって悲惨な結末をたどってしまう可能性が否定できないという点は、非常に重要です。警察も、ストーカー被害者も、ストーカー加害者も、みんな必死です。とにかく、悲惨な結果にならないよう、どう警察を利用するか、いろいろな観点から考えるべきでしょう。
視点2:むしろやってはいけないことは何か?
ストーカー対策は、取り返しのつかないこともあります。いろいろやってみる、というのはあまりにも危険です。先ほどの記事からも引用してみましょう。
・引っ越す、電話番号を変える、着信拒否をする、といった王道のストーカー対策は、逆に危険かもしれない(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。・体験談を妙に信用する行為は、危険:理由は、私たちが体験談をやたらに信じ込む傾向にある点や、事実をもとにして脚色された場合がある点や、そもそも同じ状況に同じ対処をしても同じ結果が得られるとは限らない点が挙げられます(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。・別れれば大丈夫という発想:一方が別れを切り出したとしても、もう片方が受け入れるには時間がかかるということに気づかないことが多く、また、そもそも片方が別れようとすれば別れられるという考え方は少々安易すぎる(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。・接触をむやみに断絶してしまうと危険:なぜ、ストーカーが接触しようとしてきたのかを先にしっかり考えなければ、ストーカー問題は解決しない(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。・第三者の介入(特にストーカーと同性)はむしろ危険:相手方の怒りを増すリスクがある(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。・好意があるからストーカーされるのだから、嫌われよう、という発想は危険:ストーカーは、自身が攻撃されたと、いろいろな状況から感じ取ってしまいがちです。逆に、嫌われようとする行動で、妙にストーカーのテンションがあがるかもしれません(ストーカー対策の解説より:意訳あり)。
視点3:ストーカーの良い対策とは?
いろいろあります。
・ストーカーを知る!
きちんと恋を清算したいがゆえに別れの理由を求め、何度も接触を試みる人に対して、ウザイだとかしつこいだとか陰湿な性格だとかと表現し、傷ついている心を、さらに傷つけるのはあんまりです。
そもそも相手にストーカーというレッテルを貼るのもどうか、という話もあります。ストーカーを理解しようとすることは解決につながります。ただし、妙に優しくすることで悲惨な末路をたどる可能性も否定できませんので、多角的に考えるべきです。
誰だって、好きな人のことを知りたいと思うのは、ごく普通のことです。しかしながら、好きな人のことを知るための手段が直接声をかけることしかない場合にはどうしようもありません。(中略)迷惑なのはわかります。だからといって、相手を見下した見方をしないでください。
見知らぬ人からのストーキングの話です。妙に優しくする必要もありませんが、そういったことを理解しておくことは重要です。ストーカーは、自分が何をしているのか、だいたいわかっている(ストーカー行為とまで認識しないにしても)。→ストーカーも人間ですから、そこまで何もわかっていないということはありません(でもやめられない)。
・ストーカーと対話を!(ただし、逆効果になるリスクもあります!):
ストーカーの対策の解説より抜粋(一部意訳あり):
相手を尊重、拒絶についてはわかりやすく、傷ついていることをわかりやすく、これ以上ストーカーが続けば嫌いになってしまうと伝える、この先についてはきっぱりと拒絶の意思を伝えるものの現在の関係性や感情について問われればあいまいに伝えるのが無難、可能ならこちらからストーカーとの対話に同意する、専門家もしくはあなたと同性の友人が同席する、同席者は二人の対話に入らない、ストーカー側にも同席者をつけるよう求める(対等であると)、密室を避ける(むしろストーカー側がすぐに席を外せる条件の方が後々良い)、ストーカーは通路を背にする、ストーカーとは斜めの位置で対話、双方納得できる制限時間をきめる、など。
ストーカー規制法にひっかかる8つの行為への具体的な対処
8つの行為おさらい
8つの行為は、こちらのページなどが詳しいですが、
1:つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき 2:監視していることを告げる行為 3:面会や交際の要求(拒否を無視して) 4:乱暴な言動 5:無言電話・連続電話、FAX、メール、SNS(LINEやFacebookまたはTwitterなど) 6:汚物などの送付(自宅だけでなく職場も、もちろん。汚物でなくとも不快感や嫌悪感を与えるものであれば対象となりうる) 7:名誉を傷つける(口頭、文書、メール含む。また、名誉を直接傷つけなくとも、名誉が傷つけられていることを後で結果的に知る形も(張り紙など)対象となりうる) 8:性的羞恥心の侵害(電話、手紙、メール、写真送り付け、SNSなどへの掲載、2ちゃんねるなどのインターネット掲示板への掲載なども対象となりうる)
以上1-8が「つきまとい等」とされます。ただし、電子メールについては、ある程度、身の危険を感じるレベルでなければ、ストーカー行為としてみなされないのが原則です。ストーカー行為というのは、1-8が繰り返しなされることをいいます。
対処法
日本の女性を守り隊より抜粋(ストーカー規制法についてのわかりやすい記事も同サイトに記載されています。2022年現在http://mamoritai-jp.com/stalker-measures/はリンク切れ):
一人で出歩かない、無理でも人気のある場所を選ぶ、通勤通学はランダムに変更してみる、不安という理由で夜道を電話しながら歩くとストーカーへの注意力がおろそかになる、いつでも助けをよべる状態にしておく、防犯ブザー大切(いざというとき声は出ないもの)、警備会社に自分の居所を知らせる警報装置をもっておく、目の前にストーカーが出現しても自宅(密室)には入っていかない、ドア鍵二重、ドアモニター、センサーライト、監視(自分の存在アピール)アピールがあれば警察に相談するためにメモをとる、郵便受けの鍵、盗聴器探知機の購入、探偵などへの盗聴器捜索依頼、交際・復縁要求はきっぱりと拒絶(あいまいにしない)、ヒールを回避(逃げづらい)、スタンガンや催涙スプレーは後々過剰防衛といわれてあなたが不利になりうるので前もって警察で相談すべき(ただし、あなたの命を最優先してください)、無言電話などには110番通報する旨をしっかり伝える、迷惑電話は電話会社にも相談、送り主不明の荷物が届いたら箱を開けずに警察をよぶ、名誉を傷つける行為については保存しておきあなたはただただ冷静に、いわゆるリベンジポルノはすでに犯罪なので即通報でOK、Android用の無音電話録音機アプリを使って電話を録音しておく、ICレコーダーを受話器にあてて録音、
など、具体的かつ重要な対策が記事になっています。
さて、密の国(http://blissfulness.hatenablog.com 2022年現在、ドメインは生きているがブログ記事がほぼ存在していない様子)というサイトでは、ストーカー対策を女性目線で語っており、非常に示唆に富んでいます。
いくつか抜粋します。まず、下記の注意書きから。
いわゆるストーカー被害の対策ではありません。知らない男性に付きまとわれて困っている女の人のためのページです。
世の中には普通に生活しているだけで、ストーカーや不審者の被害に遭いやすいタイプの女性がいます。またストーカーとまではいかなくても道で話しかけてきたり、自転車を動かすのを手伝ってくれたり、お菓子をくれたりする見ず知らずの男性への対応に困っている女性も多くいます。
ナンパに似てるけどナンパよりちょっと怖い
見た目が普通の人だからかえって追い払いにくい 明らかな不審者も中にはいますが、大抵彼らは見た感じ普通です。話し方も普通の場合が多いです。私とその人が道で会話してるのを第三者からみたら、初めて会った他人同士とは思わないでしょう。だから無下に追い払えないのです。「誰か知らないけど散って欲しい」と心では思っていても、社会の一員として非常識な気がして強い態度に出られません。危ない人なのかそうでないのか、出会ったばかりの短い時間でわかんないんですよ。
ナンパする人が狙うのは誘えばついてきそうな女性ですが、ストーカーが狙うのは自分の好みで理想を投影できる女性です。
ナンパと対比させると、ストーカー(見ず知らずのパターン)の像がよく見えてきます。その具体例まで知りたい方は、密の国のサイトをご確認下さい。
普通の街で普通に暮らしているだけなのに、当たり前の日常が人と違う。これはかなりキツいことです。(略)人に言うと(略)まず信じてもらえません。でも大丈夫です。あなたは悪くありません。悪いのは女性の気も知らないで寄ってくる男性のほうです。
(意訳あり)田舎臭い、ださい着こなしなどは、「俺でもイケる」という感覚を与え(むしろ普通女子が狙われやすい)、過激で犯罪者予備軍のような男性が寄ってくる危険があるので、むしろ、ギャルっぽい恰好をしたり、おしゃれになる方が効果的。
「モテる女子はどうすれば良いか」が、こちらのサイトに記載されています。
抜粋して意訳しますと、
・魅力があるからこそ、SNSでの顔出しは減らす・普段は可愛さをあえて落とす・「皆に優しい、断れない、はっきりしない、聞き上手、我慢上手、まじめ、頼られやすい、美人、協調性がある」などの条件を満たしている人は注意。
実際はモテる女子も普通女子も気を付けることは似ています、モテる女子でも、普通女子でも、ストーカーが気に入ってしまえば、ストーキングされるということです。
視点4:ネットストーカーをどうするか?
さて、現代ビジネスのページではストーカー対策の第一人者の意見が読めます。
要約すれば、拒絶型(崩壊した関係を再構築しようとし、願いが叶わなければ復讐に向かう)は、殺人に至った超危険なストーカーの多数を占める。ほか、憎悪型(こちらもかなり危険)、親しくなりたい型、相手にされない求愛型(一時的でもよい)、略奪型があるそうです。
情報発信者に受信者が一方的に接近欲求を抱くことは昔からありました。しかし、以前はスターなどごく一部の人間しか、大勢の人に対して発信はできませんでした。いまやネット社会になり、多くの人間が発信できるようになったため、こうした一方的な「相手にされない求愛型」のストーカーによる被害者が急増しているのです
例えばブログをしているならば、コメント欄をそもそも作らない、などの対策もあります。SNSで特定の相手をブロックすることはとくに必要ですが、相手の感情を考えれば、SNS自体をやめるという手もあります。
moly.jpの記事にも、一般的なネットストーカーの解説があります。
具体的には、SNSでのいやがらせ、スパム、なりすまし、パソコンの遠隔操作、住所特定、写真の拡散などが挙げられます。
こちらの記事では、その対策として、ウイルス対策ソフトの導入、パスワード管理(パソコンやスマホ自体の)、SNSのパスワード管理、スケジュール帳の非公開、SNS写真投稿は十分注意してから(時間差で投稿した方がより安全)、そもそもリベンジポルノに利用されそうな写真や動画を絶対にとらない(相手が悪いのですが、自己責任でもあります。)
視点5:ストーカーをやめさせる方法はあるのか?(ストーカー視点)
原則、人を変えることはできません。もちろん、できることもありますが、あまり期待すると、反動がひどいものです。しかし、ストーカーがストーキングをやめるに至る流れについては、知っておいて損はありません。さて、こちらのサイトには、ストーカーをやめる側の非常に貴重な記事があります。
ストーカー本人が、やめるために(やめたくてもなかなかやめられない)どういう努力をしたか、
距離を置く、連絡先をすてる、思い出の品をすてる、空き時間をむりやり埋める、共通の友人となるべく関わらない、医者でカウンセリングをうける(ストーカー専門外来というものもある)、家族や友人に相談してきびしく注意をうける、
ただ、ストーカーをやめようと思わせるためにはどうしたらいいか、は非常に難しい問題です。上記の行動をおこすようにうまく誘導できればよいですが、見ず知らずのストーカーの場合(全体の2割ほどという話もあります)、これは難しいです。
自分がストーカーになりそうだという予感がしている方への対策も記事にあります。
要約すると、
相談、拒否されたことをしっかり認識、相手のSNSをもうみない、趣味をする、むりやり別のことをして連絡しない(空き時間を作らない)
さて、ストーカーの疑いを掛けられたらどうするかも記事にあります。
要約すると、
・誤解なのであれば、冷静に対処すべき(しっかり説明する)・自分で気づかずにストーカー行為をしていた(仮に、ストーカー規制法的にストーカー行為とまではいえなくとも、相手にとって不快な行動であれば考えるべき)なら、自分と相手の認識にズレがあります。
そのままにしておくのは問題なので、自分のためにも、日記をつける、カウンセリングを受ける、弁護士に相談しておく(むしろ相手に落ち度がある場合など)、などの対策が可能です。
ストーカー対策は、無料でできるものと、お金がかかるものがあります。状況の深刻度合いに応じて、かけるお金も変わってくるでしょう。
無料でできること→知識をつけること
例えば、安易に引っ越したり、SNSなどを急に遮断したりするのは、もちろん正解なこともありますが、ストーカーを逆上させるリスクもありますので、気を付けましょう。
参考になるサイトをいくつか
mybestのページでは、元警察官おすすめのグッズを見ることができます。
セキュリティソフト、防犯カメラ、赤外線センサー、ハードディスクなどが紹介されています。
優良なグッズについて考える
その1:防犯ブザー
まずは無料のものを紹介します。防犯ブザーアプリです。ただ、最大音量で鳴るうえ、間違って押すリスクも考えると、デメリットもあります。
こちらのページにおすすめランキングで防犯ブザーが10個選ばれています。上記の記事では、防犯ブザーの性能について、音量は十分大きいか(80dB程度は欲しい)、電池切れしやすいかどうか、音の鳴らし方(紐を引く、ピンをひく、ボタンをおす、これらの併用など)、耐久性と防水性
を挙げています。およそ400-1000円程度のコンパクトですぐ使えるものが紹介されています。
条件としては、他に、「バッグの中にしまうのも間違いではないが、すぐに使えるように工夫すべき」こともあります。また、非常に困ったことに、いつのまにか壊れていたり電池がきれていて、うまく作動しないケースがあるようですので、予行演習をした方が望ましいです。
こちらのサイトにも防犯ブザー選びの記事があります。例えば、GPS機能つきかどうか、ピンが完全に抜けないタイプか・抜けてしまうタイプか、誤動作を防ぐダブルスイッチ、光、フック、などの観点から選ばれています。
あと、少々マニアックですが、「Revolar」という次世代型防犯ブザー(音はでないが、特定の5名に自分が危険だと教えることができる、小型クリップ型(衣服の下につける)防犯ブザー)が「クラウドファンディングIndiegogo(英語サイト)」にて購入できるようです。
PUMAが出している高品質な防犯ブザーです。
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・ピンが抜けきらないタイプ(抜けきるタイプは防犯上は優秀だが、紛失すると音を止める手段が無くたいへん困る)・ピンが少しの衝撃で外れる、金具が壊れやすい、などのがっかり問題が起きにくい(使い方にもよりますので、クチコミを主な情報源として判断しています)・防水性能が高い(だいたい、防水性能にこだわっているメーカーは耐久性にもこだわっている)・おしゃれブランド(見た目のスタイリッシュなPUMA)・乾電池である・電池が切れていても笛がついている(二段構え)・何らかの団体の後押し(全国防犯協会連合会(公財)が推進しています)
これを買っておけば間違いないとまでは言いませんが、安心のPUMAブランドですので、買ってみてもよいでしょう。
あえて気になる点をいえば、アラームは85dBと十分なのですが、本当に身の危険が迫っている方は、90-100dBほどのものを選んでも良いかもしれません。
その2:GPS(位置特定)
GPS機能のついた防犯ブザーもあるにはありますが、非常に珍しく、また高価です。
代表的なものとして、SECOMのココセコムが挙げられます。
・位置検索の精度→条件がよければ5-10mでわかる。・焦っていても使いやすい→ボタンは、電源ボタンと、通報ボタンだけ。・何かあったら専門家がすぐかけつける→全国2800か所の拠点があります。・端末が軽くて小さめ・コスパがリーズナブル→月額900円です。インターネット割引もあります。・注文したらすぐに届く→インターネット簡単申し込み、2-4日で届く。
月額900円はかなりお得です。GPS発信機はものによっては5万円以上するので、かけつけサービスも含めればかなりお買い得。使い方は自由で、車やバイクにつけておけば、盗難防止にもなります。
その3:ドアの二重ロック
例えば価格.comでは400件ほどドアの補助錠がヒットします。
・賃貸でも付けられる(ドアを壊さない、すぐには外しにくいが外す気になればきれいに外せる)・内開き扉への対応(結構レアだが、内開き扉も最近多い)・ドア枠の厚みが薄めでも可・ピッキングしにくい・キーが複数ついている・比較的リーズナブル(安すぎるものは逆に心配です)
玄関補助錠おすすめその1
外からのみロック・開錠可能ですので、中に人がいる場合はご注意ください。
・賃貸でも付けられる→OK。穴をあけずに取付可能です。・内開き扉への対応→OK。ただし、内開き専用ですのでご注意を。なお、外開きには、別の商品をおすすめします。・ドア枠の厚みが薄めでも可→OK。付属の1.8mmスペーサーが3枚ついています。基本、40mmの厚みがあればOKですが、40mm未満でもスペーサーで対応できますし、スペーサーは370円で別売もしています。・ピッキングしにくい→OK。17万通りのディンプルキーで安心です。・キーが複数ついている→OK。キー3本付属してますし、スペアキーの別売もあります。・比較的リーズナブル→個人的な感覚の問題ですが、本体4500円、送料あわせて5000円程度です。十分リーズナブルといえそうです。*防水機能は完全ではないので、常に雨にさらされる場所では不具合が出る可能性があります。
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家の中のドアにも、取り付けることが可能。鍵がないドアに鍵をつけることも可能。ストーカーが怖くて寝られない方は、寝室にこの鍵を付けるとかなり安眠効果があります(ドアのタイプによって取り付けられないケースもあるので、よく確認してください)。ただし、寝室につけるなら、下記の安い鍵も結構おすすめです。また、カタツキがある場合もありますので、公式な使い方ではないですが、うまくクッション材を挟むなど工夫をした方が良いかもしれません。
さて、外開き扉の方には、こちらがおすすめです。
こちらも外からのみロック・開錠可能です。
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・賃貸でも付けられる→OK。穴あけ不要。・ドア枠の厚みが薄めでも可→42mm以下のドア厚みならOK。なお、ドアと枠のすきまが3mm以上、ドア枠の幅が1-65mmでOK。・ピッキングしにくい→OK。ディンプルキー採用。・比較的リーズナブル→3500円程度。送料あわせれば4000円程度です。
鍵は5本付いています。ご購入後、他にもご必要となった場合は、鍵にかいてある番号をお知らせいただくことで、スペアの鍵をお送りいたします。(2本)
鍵紛失しても、鍵番号を控えておけば、スペアキーが手に入ります。実は、鍵紛失して開かなくなったあとのことは一切責任を取らないという商品もあります。
さて、上の2つは、留守かどうかがわかってしまいます。
そこで、それが嫌な方におすすめできるのが、留守わからん錠です。
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両面テープで貼り付けるというのが、少しだけ気になりますが、基本的に耐久性に問題ありません。
・留守中かどうか外から判別不可。・万が一外から施錠されても、中から非常脱出ボタンを押すことで脱出可能(非常脱出装置付きのみ。標準、かぶせ扉用、は従来通り中から脱出不可。)。ただし、外開き扉専用、玄関扉専用なので注意。
さて、キーをなくしそうで不安な方には暗証番号のタイプもあります。
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かなりお安いです(お金がある方は、もっと高価なものもたくさんあります)。
外開き専用。玄関錠専用。ダイヤルで開錠できますので、ダイヤル番号を念のため家族などに知らせておけば、自分が忘れてもOKです。番号の変更は何度でも可能です。ねじを締め付けるタイプ。やはり外からのみロック・開錠可能です。
非常に防犯上優秀な補助錠を紹介します。後付けリモコン電気錠リボーン2(LSPタイプ)です。これは、サムターン式のドアノブを外して、かわりにつけるタイプです。
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ちなみに、LAタイプやTXタイプもあります。
なお、LSPタイプというのは、具体的には、商品ページから画像を引用しますが、
錠のタイプが結構限定されます。
錠が適用であれば、・自動施錠機能付き・後付け、プラスドライバー1本で簡単取付・1つのリモコンで1ドア2ロックの動作が可能
・別売りのリモコンキーで8個まで登録可能・本体は乾電池使用
・引き戸に付けたい方
「リモコン式補助錠のLOCKEY」税込み38000円程度しますので、決して安くはありません。また、両面テープ(頑丈ではありますが)なので、そうそうはがれはしないものの、ネジ式に比べ、超頑丈とまではいえません。とはいえ、防犯というか、補助錠ですので、そういう意味では十分な機能があります。
・賃貸でも使用可能(両面テープ)・リモコン式(4つ付属)・電池式(リモコンはボタン型リチウム)で、1日10回使用なら半年はもちます。また、電池残量が少なくなることは音でお知らせがあるうえ、もし電池交換しなくても、施錠ができなくなる安心設計です。・ドア越しの外部から0.5-2mでリモコンが反応できます。・内部から障害物なしで0.5-6mはリモコンが届きます(かなりぶれがあります。状況に応じてかわります)。・リモコンは最大16個も登録可能(5個以降は別売)・テープが不安定なら取付ビス(ネジ)が付属しています。・引き戸可・24時間体制でサポート・1年保証付き
テープもかなり強力なので賃貸でも使えます。上記のリボーンは、サムターン式のドアノブを外して、交換するタイプでしたが、こちらは、あくまで補助錠なので、メインのドアはさわらなくて良いです。
最後にスマホで開錠できるものを紹介しましょう。
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キュリオスマートロックQ-SL1は、 やはりサムターン式のドアにしか使えませんが、とても興味深い鍵です。
・サムターン式のドア限定です。・サムターン式のドアの上からかぶせる感じです。・スマホからBluetoothで鍵を認識します。・鍵は、例えば、期間限定で誰かとシェアするなど、多彩な使い方可能です。・帰宅時に自動で開錠するシステムも搭載可能なので、ハンズフリーです。
上記のように、セキュリティは大丈夫です。ただ、メインの鍵を改造するタイプなので、補助錠とはいわないかもしれません。
あなたに合った鍵がありましたら、是非一度商品をご確認ください。
その4:寝室を快適にして安眠を
寝室に入ってこられそうで安眠できない方、意外と多いものです。当サイト的おすすめ商品その1
・寝室ドアロック(内側からロック)
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上記商品ページより引用。
簡単に取り付けできます。
上記の条件を満たしており、かつ、内開きでなければ、取付不可です。
また、すでに鍵がついているドアには使用不可です。
その2:窓ロック
窓ロックはいろいろありますが、まずは、こちら。
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・窓に粘着テープで貼るタイプ(基本的に、はがせません。相当に強固に接着(24時間で完全接着)します)。・取付簡単・ロック板2枚のため、1枚のみ開けて、数センチ窓を開けた換気状態にすることが可能。
テープが強すぎるのがむしろ気になる方はこちら。
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この商品は、30-45mm幅のサッシ窓引き戸であれば、ほとんど全てのタイプに取り付け可能です。
・特殊な鍵を採用。・鍵を外せるので二重に安心。→要するに、ガラスを割られて、犯人が鍵を外そうとしても、鍵は別のところに保管されているので、窓はどうやっても開きません。・換気可能。
その5:ドアモニター
工事不要のものでいいますと、
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玄関子機は高級感のあるシャンパンシルバー・ヘアライン仕上げ。どんな外構にもマッチします!ワイヤレスなので配線工事が不要。設置場所も選びません!モニター付ワイヤレス親機で、家中どこでも来客応対可能!玄関先を広く見渡す広角カメラ!留守中も安心の自動録画!
セット内容:カメラ付ワイヤレス玄関子機*1台 モニター付ワイヤレス親機*1台※充電台、電源アダプター付
外形寸法(cm) :*カメラ付玄関子機 10.0×13.0×3.7 *モニター付ワイヤレス親機 5.7×15.0×2.7
主な特徴:
・自動録画:1件につき3枚の静止画を最大100件まで(20件まで保護可能)
・手動録画:1件につき1枚の静止画
・電池残量お知らせ表示灯
・推奨単三乾電池6本で約2年使用可能
・電池寿命:最大24ヶ月
・モニターサイズ:2.4型電源:*玄関子機 容量2500mAh以上のニッケル水素電池推奨
留守中の自動録画はかなり重要。動画ではなく静止画を数秒に1度撮影する方式。パナソニックがお好きなら、こちらも類似商品です(あえて違いをいえば、モニターサイズが2.7と少し大きく、応対もほぼ動画レベルで可能(録画は、静止画最大100枚)なので、むしろこちらの方が良いかもしれません。ただ、若干電池のもちが劣るかもしれません。)
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その6:センサーライト
下記の、どこでもセンサーライトはかなりお勧めできます。すでに100万個を売り上げている人気商品です。
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下記は商品説明ページから引用(一部抜粋)
自由に曲がる三脚でどこでも取付けできるセンサーライトが登場しました。三脚が付いているので足場の悪い場所、三脚の形を変えることでフェンスや柱など垂直な場所や物干し竿などに引っ掛けてお使いいただけます。三脚を外せば強力マグネットが出現。物置やロッカーなどマグネットが付く場所でご利用いただけます。もちろん手に持って懐中電灯代わりとしてもお使いいただけます。防雨型なので、雨の日のお散歩のお供にもどうぞ。
本体サイズ 高さ 100mm 幅 92mm 奥行き 80mm 重量 約145g(乾電池・三脚除く) 電源 電池式(単3アルカリ乾電池3本、別売) 電池寿命 1日10回10秒の点灯で約180日 常時点灯モードで約7時間 電球タイプ CREE製 1W 高輝度白色LED センサー機能 探知角度 水平約100° 探知距離(最大) 約4m 点灯時間 常時点灯・切・センサー(約10秒点灯) 設置場所 屋外(防雨基準 IP43)/屋内用
付属品 ◾三脚×1 ◾ネジ止め金具×1 ◾取付けネジ×1 ◾コンクリート用プラグ×1
痒い所に手が届く、優れた仕様。乾電池の消費が気になる方は、ソーラとのハイブリッドもあります。
他に、コンセントタイプや、ソーラーだけのタイプもあります。電池交換が面倒で、日照時間の多い地域ではソーラータイプ、コンセントをつけられる場所で十分なのであればコンセントタイプ、などとお選びください。
その7:砂利
警視庁も、砂利の防犯効果に言及しているように、意外と砂利は犯人が嫌がります。
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アイリスオーヤマの砂利です。 この商品は60リットルです。
・80dB(走行中の電車内)程度の比較的大きい音がでる。 ・抗菌加工で虫がわかない ・土と密着し防草効果 ・比重が重く、豪雨でも流れにくい
商品ページから引用ですが、1.5m2をしきつめるには、この商品が良さそうです。
その8:盗聴器探知機
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携帯できるので、出先、ホテルなどでコンセントの周辺にあたりをつけて使用するなど、うまく使えば、それなりに効果が期待できます。クチコミでも散見されますが、購入している方は、気休め程度だろうとわかっていながら、使用している方もけっこうおられるようです。そのように割り切って使用する分には、けっこうお勧めできる商品です。
その9:ICレコーダー
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最大188時間録音可能。小型で、内蔵メモリは16GB。
その10:スタンガンと催涙スプレー
あなたが過剰防衛といわれて不利になりかねないので、基本的には警察に相談してから所持した方が安心です。
その11:ダミーカメラ
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こういうものを使って、犯人を威嚇することはかなり効果があります。暗くなるとLED点灯する仕様です。
その12:本物の防犯カメラ
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・インターネット環境がなくてもOK・スマホで見守り可能・モーション認識機能
約20のサイトのストーカー対策へのリンクをまとめてみました。
内容もいくつか抜粋してあります。
ストーカー対策はスピードが命です。
しかし、慎重さも大切です。
公的機関のサイト
NHKの特集記事
加害者のカウンセリングについて詳しいです。
内閣府男女共同参画局
要点:女性応援ポータルサイトの一部としてストーカー対策の項目がある、女性の人権ホットライン、犯罪白書、法テラスなどの各種リンクがある。
警察関連サイト
警察庁の情報発信ポータルサイト<Cafe Mizen>
項目:ストーカーの定義、具体的なケース、被害に悩むあなたへ、相談窓口・支援制度、ストーカー規制法改正の要点。
要点:まずは警察に相談を!、NOといえる意思表示の大切さ、個人情報管理(スマホのGPSオフ、SNS更新控え、郵便物をシュレッダーにかけて捨てる)、警察はストーカーに対して警告や検挙等の対応をとることができるだけでなくアドバイスもくれる、危険な場合の一時保護施設への避難、周囲への相談(専門機関でも良い)、証拠をしっかり残す
ピックアップ:
<警察におけるストーカーや配偶者暴力事案などへの対応>・警察への相談後、刑罰法令に抵触(ストーカー規制法違反、配偶者暴力防止法違反、暴行、傷害、脅迫、器物損壊、住居侵入、名誉毀損など)していれば、検挙できる。・明らかにこれらに抵触していなければ、あるいは、あなたが検挙を特別に望まない場合は、「相手方への指導・警告」「一時的な避難などの支援」「被害防止のための機材などの貸し出し」「自宅などの周辺パトロール」をしてくれます。
<警察へ相談に行く際に重要なこと>
警察は、相手がどのような人物かを正確に把握したい。相談にいくその時点で、証拠物を持参した方が良い。被害者の「住所、氏名、生年月日、職業、勤務先、家族構成、連絡先、けがの有無、避難できる場所の有無、今後の希望、他の機関にすでに相談したかどうか」 相手方の「住所、氏名、年齢、職業、勤務先、連絡先、経済状況、今どこにいるか(あるいはどこにいることが多いか)、性格」 相手方不明の場合「心当たりの列挙」 被害者と相手方の関係「知り合った経緯と今の関係」 被害者と相手方のトラブル「トラブルの内容、暴力の有無、器物破損の有無、脅迫の有無、記録の有無、行為のエスカレートの状況」 代理相談の場合「代理相談者の被害者や相手方との関係」
<具体的な警察での対応内容>
・意思決定支援、被害防止の援助、ストーカー規制法あるいは配偶者暴力防止法が適用できるならばそれに基づく措置(つきまとい等やストーカー行為の証明ができれば、警告で終わる場合もあるが、懲役または罰金の罰則も規定されている)、一般的な防犯指導、行為者への指導警告、自宅などの周辺パトロールなど。
<相談窓口の種類>
・婦人相談所(ストーカーに限らず)・男女共同参画センター(地方公共団体ごと)・配偶者暴力相談支援センター(地方公共団体ごと)・犯罪被害者等への総合窓口(地方公共団体ごと)・精神保健福祉センター・女性の人権ホットライン(ストーカー、配偶者からの暴力、セクハラなど含む)(法務局または地方法務局)・被害者ホットライン(検察庁)・法テラス・民間シェルター(一時避難施設。ただし、運営は民間団体)・婦人保護施設(中長期的な生活支援や就労支援を受けられる)・総務省および各自治体(住民基本台帳に関する支援措置、戸籍の手続きにおける支援措置、抄本閲覧拒否、不動産登記手続きにおける支援措置、供託制度における措置(住所記載一部省略)、後見登記制度における支援措置(法務局など)、行方不明者届の不受理の措置(加害者が被害者を行方不明として届出を出すことをあらかじめ拒否)、医療保険者(医療費通知を配偶者にしないなどの措置)、郵便局(転居届について)、など。
警視庁(東京都警察)
要点:ストーカー被害にあわないためにをQandAで記載してcafe-mizenへのリンクを貼っている。
茨城県警察
茨城県に深い意味はありませんが、内容がわかりやすかったためピックアップ。
要点:「ストーカー規制法に基づいて相談窓口を設けているので、悩む前に気軽に電話してください。」、ストーカーの手口、自己防衛対策。
内容:<ストーカーの手口>「つきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、おしかけ、みだりにうろつくこと。」
→タクシー、防犯ブザー、警察や信頼できる人への相談、スマホをただちに100番できる体制に、万一のときは迷わずに周囲に助けを、ドアと窓に二重鍵とドアスコープ、ドアを開けるときは慎重に、不審者がいるときはその時点で助けを呼ぶ(何もなくても)
「監視していると告げる行為(服装などの指摘、ネット上掲示板への書き込みなど)」→状況をメモして警察に相談、厚手のカーテンをつけてきっちり閉める
「面会や交際・復縁など義務のないことの要求(贈り物を受け取ってほしいという要求含む)」→はっきり拒否を、警察などに相談を。
「乱暴な言動(車のクラクション含む)」→防犯ブザー、スマホ、警察相談
「無言電話、連続電話、連続FAX、連続電子メール」→警察に訴えることを伝える、電話の会社に相談、ナンバーディスプレイ機能付き電話、電話番号変更、メールアドレスの変更、メールの受信拒否設定
「汚物(動物の死体含む)の送付」→すぐに警察に届け出、メモ、送り主不明であればその時点で怪しいと判断して開封せずに送り返す
「名誉毀損」→中傷ビラやインターネット文書などを保存、警察などに相談
「性的羞恥心の侵害(わいせつに至らないまでも、性的に恥ずかしいと思う気持ちを起こさせて精神の平穏を害するレベルも含む)」→個人情報管理、文書のシュレッダー、警察などへの相談
三重県警
要点:ストーカー規制法のわかりやすい図がある。被害者は、援助、告訴、警告依頼のいずれかが可能である。
ポリスNAVIチャンネル
要点:警察の公式サイトではない様子であるが広告が確認時点で一切ない(珍しい)、警察について詳しく書かれてある。
弁護士関連ページ
IT弁護士ナビ
ネットストーカー対策ガイド。弁護士法人が運営しているわけでも、何らかの公的機関のサイトでもありませんが、丁寧に記事がまとまっています。
弁護士法人エートス
要点:まずは警察に相談、「主観的目的をもつ、相手方の特定、8種類のいわゆるつきまとい等の行為である」の3条件を満たすと警察はストーカーに警告を発してくれる、警告はただの行政指導にすぎないため罰則は受けないが指導に従わない場合は懲役または罰金がある
ピックアップ:
<弁護士と一緒に警察署へ行くメリット>
「ただし,警察署は,男女関係のもつれとして軽くあしらい,事件として立件してくれないこともあります。ですから,当初から弁護士に相談し,弁護士と一緒に警察署に行くことをお勧めします。また,弁護士の名前で「警告書」を直接ストーカーに送ってもらうことも有効です。最も注意しなければならないことは,決して,ストーカーの行為に反応しないことです。例えば,話をする,怒る,泣く,などの何らかの反応を示すと,ストーカーは喜びを感じてつきまとい等がエスカレートする危険があります。必ず,弁護士や警察を通じて警告をするようにしましょう。」
不動法律事務所(https://stalker-consultation.xyz 2022年現在リンク切れ)
要点:未着郵便物が増えたらアヤシイ、帰宅して違和感感じるならアヤシイ、誰かに付けられている気がすればアヤシイ、遊びにしつこく誘われると注意。
ピックアップ:<8つのストーカー対策>
1人で行動しない、防犯グッズ、警察や弁護士への相談、知り合いへの相談は慎重に(ストーカーを刺激しないよう共通でない友人を選ぶなど)、証拠の保管、相手方情報の収集、SNSに写真をのせない、何かあったときにここに駆け込むという場所を考えておく。
<してはいけない・慎重にすべき行動>
ストーカーのいうことを聞いてしまう、ストーカーを無視、自分まで感情的になってしまう、突然のアカウント削除は慎重に、引っ越しは慎重に、男性の仲介は慎重に。
弁護士ドットコム
要点:ストーカー対策の法律相談が400件以上掲載されている。弁護士の回答があるので非常に参考になる。
調査業(探偵社)関連ページ
探偵社ガルエージェンシー
要点;ストーカーの証拠収集は探偵社にお任せするのもあり、風俗や水商売で働く女性は危険、探偵見積もりは無料。
Akai探偵事務所
要点:ストーカー対策について(過剰な反応をしない、一人で外出しない、警察や弁護士に相談しておく)
・探偵を雇っていることがストーカーにばれるとかえって危険なので、調査力の高い探偵に頼るべき。
探偵事務所 相沢京子調査室
ストーカー対策が実例をまじえて丁寧に解説されている。無料相談可能。
要点:情報は友人にもしっかり口止め。ゴミから個人情報流出しないように。遮光カーテン。エレベーター注意。
ピックアップ:
<脅しの電話への具体的な対策・盗聴などの事案が掲載>
<ストーカー犯特定は着手5万、対策2万円(状況によると思いますが)。ストーカー犯との交渉(示談は弁護士法に触れるので不可)が工作費用86500と成功報酬10万円(状況によると思います)。>
企業危機管理会社
株式会社エス・ピー・ネットワーク
要点:企業としてもストーカーは他人事ではない、男性のストーカー被害は全体の1割を超えはじめている
ピックアップ<ストーカーになりやすい人の特徴>
プライベートを突っ込みすぎる、交際相手の有無や理想のタイプをききすぎ、通勤経路や休日の行動をききすぎ、話の内容を自分の都合よく解釈しすぎ、自分の趣味のおしつけ、交流のしつこい申し出、要求が通らなかったときの言いがかり、自慢話が多い、他人の批判が多い、話を合わせないと感情的になる、など。
<ストーカー事案への対応ピックアップ>
ネットモニタリング、相手方へのカウンセリングの重要性、被害者側のかわいそう・面倒をみてあげないと・話せばわかるなどの意思は痛ましい被害を生むこともある、警察の警告の効果は8割という話もあるため、警察相談はかなり効果的である、自分は大丈夫という正常性のバイアスに注意、など。
<警備会社としてどのようなサービスを提供しているか抜粋>
本年1月に「プライベートセキュリティ」という身辺警護を中心に、証拠保全や警察対応支援、盗聴器発見等を融合させたストーカー対策サービスをリリース
ALSOK(アルソック)
要点:警察への相談が必要だが「HOME ALSOK レディースサポート」がストーカー対策に有用(家庭内暴力除く)、モバイルセキュリティ・プロのガードマン駆けつけ・相談コンシェルジュが有効、24時間365日体制で家を見守ってくれる、ALSOK女性社員が厳選した防犯グッズ(防犯ブザーや小型LEDライトなど)、Webカメラ、など
補足:ALSOKによるストーカー対策は有用ですが、警察への相談が前提となります。
SECOM(セコム)
女性のためのあんしんライフnaviとしてストーカー対策が記載されている。要点:規則的な生活が危険となることもある。エレベーターに途中で誰かが載ってきたら電話がかかってきたふりをしてその階で降りる手が有効。
ニュースサイト
Yahoo!JAPANニュース
大学の教授によるストーカー側の心理に言及された記事があります。
要点:ストーカーは精神病系、妄想系、境界性人格障害、自己愛性、人格障害、反社会性人格障害、に分けられる。
他の分類として、拒絶型、増緒方、親密希求型、無資格型(相手の心を想像できない)
もしくは、恋愛型、復讐型、妄想型、有名人型という分け方もできる。
現代ビジネス
少し辛口な記事も多いのですが、ストーカー対策の第一人者の意見が読めます。
規模の大きいブログ(個人or法人)
ガールズスリズム
ストーカーについて詳しく記載。丁寧な記事。
Moly.jp (https://moly.jp/?p=1122 2022年現在リンク切れ)
ネットストーカーについても結構詳しく記載されています。
女性ストーカーについても記載があります。
Lovely
ストーカーについてかなり細かく項目を分けて記載。
モテる女子特有のポイントなども解説。
カケコム
主に離婚、不倫、浮気のトラブルを解決しているサイトです。
ストーカー対策についての記事内容は普通ですが、関連記事に興味のある方は訪れる価値があります。
個人ブログ(中規模くらい)
密の国(はてなブログ)
紹介:女性目線でストーカー対策を語った記事があり、その内容は非常に示唆に富んでいて参考になります。
要点:普通だけどなんとなく気味の悪いおじさん(しかし見た目が普通)なのでかえって追い払いにくい、地味な女性はかえって狙われる、知らない男性に絡まれていると周囲(特にもてない女性)に下手に相談すると傷つくことをいわれる二次被害の危険もある、警察は110番よりは固定回線番号にかけると効果的
ピックアップ:<近寄りがたい感じを出すために記事執筆者が実施にしたこと>サイトに実際に立ち寄ってご覧ください。非常に参考になると思います。
個人or小規模法人サイト(小規模か特化サイト)
ストーカー対策と撃退のサイト
ストーカー対策には原一探偵事務所(第四選考突破)が信用できると。
ストーカー対策の解説
やや辛口な感もありますが、書いてある内容は非常に重要です。fc2ブログです。
日本の女性を守り隊
被害者の視点にたって、熱意をもって記事執筆がされている感をうけます。
ストーカー対策の専門ページ(by pintoru)
1つ1つの記事はやや情報量は少ないのですが、例えば、「ストーカー対策向けの内容証明の書き方」などは他にほとんど明記されていないので、視点が多角的で価値のある記事があります。
ストーカーをやめさせる・ストーカーをやめるには
ストーカーの特化サイト。ストーカーをやめる側の視点もあります。体験談も豊富で、目を通す価値ありです。
特殊な会社
何でも屋.jp
要点:24時間対応、本当にいろいろ何でも請け負っている珍しい会社。
まとめ
ストーカーは怖いものですが、たくさん情報は転がっています。
是非、上手に活用してください。